稽古日誌

【紋太牛家】9/13の稽古日誌 三浦屋

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『ロミオとおてもやん』には、紋太牛(もんたぎゅう)と魚飛烈斗(ぎょぴれっと)の両店以外にもう一つ大きな店が出てくる。それが”三浦屋”だ。
三浦屋は老舗の遊郭だが、熊本でも有数の大店で、熊本の文化や経済に多大な影響を及ぼし、その力は計り知れないものがある。
三浦屋が毎年秋に主催する宴というのが「もみじ会」だ。このもみじ会の料理番を務めることは、料理人にとって最大の栄光であり栄誉なのである。
今までもみじ会の料理番を長年に渡り牛耳ってきたのが魚飛烈斗の連中で、これを我々紋太牛が打ち倒そうと奮起しているのだが…、まあ、この辺の詳しい顛末はぜひ本編を観て確かめてほしい。

本日の稽古は2幕をさらったのだが、2幕は三浦屋の内情に迫る内容となっている。
何を考えてるのかさっぱり分からない大旦那に、三浦屋の一切を取り仕切っている化け物みたいなババァ、こいつに後を継がせたら店を潰しちまうんじゃないかというような放蕩息子に、クセが強そうな娼妓たち。どいつもこいつも個性が強い連中だ。
べっぴんさんが多いのが救いかもな。
こいつらに何とか牛鍋の旨さを思い知らせてやらなきゃならねぇのだ!
おっと、こんなところで陰口叩いてたなんてチクらねぇでくれよ。

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